西野田の鎮守六所大明神(にしのだのちんじゅろくしょだいみょうじん)
伝説の地(野田地区野手)
大坪里の大木勘右衛門家の裏山に、松の大木があった。ある日、この大木に一羽のコウノトリが飛来した。そのときに御幣(ごへい)のような物を、松の枝に残していずこともなく飛び去った。
その日の夕刻、勘右衛門家の老翁(ろうおう)が神がかりしていうことに
「俺は筑波に座す六所大明神である。この地は風光明媚で、人の気もおだやかである。もしこの地に氏神として奉斎(ほうさい)されるなら、長く産土神(うぶすなのかみ)として氏子(うじこ)を守るであろう」
という。
この話が近隣に伝わり、衆議一決して一社を築き、年ごとの祭祀(さいし)を怠らなかった。この社(やしろ)についての文献もある。時は万寿三年(1026)で、筑波の六所大明神から、宮本行道の七男が列席したということである。
野栄町史付録
◇野手にある六社神社(平成18年10月撮影)
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