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祟石(たたりいし)

伝説の地(飯高地区飯高) 

 飯高寺境内の片隅に、「祟石(たたりいし)」と刻まれた縦五十五センチ、横四十センチ、厚さ二十センチほどの石がある。 

 正保四年(1640)、飯高檀林(だんりん)で総門前(そうもんまえ)に石段をつくることになり、江戸から石を買い、小見川まで船で運んで来た。そのあと、陸路を檀林まで運ぶのであるが、途中の神生村(旧山田町)の藤右衛門という者が、そのうちの一つを盗んでしまった。

 ところが、藤右衛門の家に不幸が続き、

 「石を盗んだ祟りだ」

ということになった。

 そこで、親類の勘衛門という人に頼み、飯高寺名主与右衛門を通して詫(わび)を入れ、ざんげの意を「祟石」と刻し、檀林へ戻したと言われている。


ようかいちばの伝説と昔話 

 

祟石(たたりいし)

◇飯高檀林講堂前にある祟石(平成18年9月撮影)  

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