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市長の部屋

広報そうさ3月号掲載「環境大臣が匝瑳市を訪問」

春が訪れる直前の3月上旬から中旬までの期間を表すものに「啓蟄けいちつ」という言葉があります。初めて聞いたという人もいらっしゃるかもしれませんが、啓蟄とは、二十四節気のひとつで冬ごもりしていた虫たちが土の中から出てくる頃を指し、春の気配を感じた虫たちが活動を開始する時期を表しているそうです。冬ごもりが続いていた先月までは10年に一度の強烈な寒波の影響で、各地で大雪や厳しい寒さを伝えるニュースを目にする機会が多くありました。雪があまり降らない本市ではそういう話題も少なく、このことが逆に暮らしやすい土地柄だと改めて感じます。寒さも和らぎ、もうすぐ春。皆さんも春の便りを探しに外へ出かけてみませんか。

環境省の「脱炭素先行地域」に選定されている本市の取り組みを視察するため、浅尾慶一郎環境大臣が1月17日に本市を訪れ、豊和地区・飯塚開畑の営農型ソーラーシェアリング設備などを見学されました。現地で脱炭素先行地域計画の取り組みや次世代型太陽光発電設備であるフィルム型ペロブスカイト太陽電池、畑で行われている営農型ソーラーシェアリングについて、説明を受けた浅尾大臣からは「太陽光発電の売電で収入を補填し、安心して農業に従事できる先進的な取り組みだ」とのお話をいただきました。

脱炭素先行地域の実現は大変重要で意義深く、また困難なものでもありますが、それ自体が目的ではなく、脱炭素先行地域を実現することで地域課題を解決し匝瑳市を持続可能な地域にしていくことこそが目的であり、本市の生き残りの1つの手段だと考えています。エネルギーの自給自足を行い、資金・人材の地域内での循環を生み出すとともに、私たちの生活の根源である食、つまり農業を持続可能にしていくことで、人口減少の時代にあっても「匝瑳市を住み続けられる地域にしていくこと」これを実現したいと考えています。市を挙げての脱炭素化の取り組みはまだ始まったばかりです。この大きな目的の達成には市民の皆さんの力が必要です。今後ともご理解ご協力のほどよろしくお願いします。

今月は年度末に加え、確定申告に千葉県知事選挙と庁内は何かとバタバタしておりますが、引き続き「市民の皆さんの役に立つ所」として役割を果たすよう職員一丸となって取り組んでまいります。



                                                                                                                                         匝瑳市長  宮内康幸

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