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広報そうさ6月号掲載「田植え体験から学ぶ」

6月に入りました。6月の代表的な和風月名は、「水無月みなづき」です。梅雨時で雨の降りやすいにも関わらず、「水が無い」と表すのを不思議に感じたことのある人も多いのではないでしょうか。最も有力な説は、田んぼに水を張る月という意味の「水な月」だという説です。水無月の「無」は、「の」にあたる連体助詞「な」であるため、「水の月」という意味にもなります。今まで水の無かった田んぼに水を注ぎ入れる頃であることから、「水無月」と呼ばれるようになったとのこと。この時期の雨は稲が実を結ぶために重要なものであるため、豊作を願う人々の思いがこの呼び名に表れているともいわれています。

私も小学校の田植え体験を見学させていただき、始めの田んぼに入ることを怖がる姿からあっという間に慣れ、初めての体験に興味津々で生き生きとした表情の子どもたちは印象的でした。田んぼに足を運ぶことで五感を使って自然を感じ、普段の生活では味わうことのできない体験から新たな発見が生まれる。普段食べているお米を育てることで食の大切さを学び、日本の伝統的な食文化であるお米を中心とした食事を継承していくためにも、さまざまな経験をきっかけに、毎日の食事に対する関心や意欲を高める機会としていきたいところです。また、大人であっても忘れてしまっていることや学ぶことはたくさんあるなと感じた次第です。そして今年も無事に稲刈りを迎えられ、おいしい新米を食べられる日が楽しみです。

さて、総理肝入りの政策「定額減税」が今月より始まります。物価高騰で家計への負担が大きくなる中、この定額減税は直接的な個人の可処分所得増加につながるため注目されています。ニュースなどを見ますと「一時的だけど車の税金などお金の掛かる時期なのでありがたい」「仕組みが難しくてよく分からない」「現金でもらいたい」という声があるそうですが、まずは定額減税の目的や仕組みの周知が急務と言えそうです。今月号でも紹介しておりますが、詳しくは市ホームページなどでご確認いただければと思います。

梅雨の時期はちょっと憂ゆう鬱うつなイメージもありますが、日本の特徴的な季節であり、この時期ならではの発見や過ごし方を見つけて、ハッピーに過ごしましょう。

匝瑳市長  宮内康幸

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