産業・事業者

農作業安全の取り組み

地域ぐるみで農作業安全を推進

匝瑳市は、農作業事故ゼロを目指して、平成18年6月2日に農作業安全都市宣言を行いました。農作業安全に関する都市宣言は全国でも珍しく、市は総合的な農作業事故防止の推進に地域ぐるみで取り組んでいます。

農作業安全への配慮は、農業者や関係団体による積極的な取り組みによって支えられています。

稲刈り写真

農作業安全都市宣言

農作業事故ゼロを目指した総合的な農作業事故防止運動を推進する宣言です。
平成8年、旧野栄町において全国初の農作業安全宣言が行われ、合併に伴い匝瑳市が宣言を承継しました。

農作業安全都市宣言に基づいて、農作業の安全啓発や事故防止に向けたさまざまな取り組みが行われています。

都市宣言の看板2

農作業安全都市宣言のプレート

匝瑳市農業機械士会

農業機械士は、都道府県知事から認定された農業機械に関するプロの農業者です。都道府県が実施する技能検定に合格し、農業機械の効率的な利用と農作業安全に関する専門的な知識と技術を有しています。

市内の農業機械士で構成される匝瑳市農業機械士会では、農作業安全の向上を図るため、さまざまな活動に取り組んでいます。

  • 安全啓発活動・立て看板の設置
  • そうさ農業まつりやそうさチューリップ祭りなど、各種イベントへの参加とPR
  • 危険箇所の調査

看板

安全啓発立て看板

DSC_0540

そうさチューリップ祭りでの普及啓発・農機展示

技術と装備の導入

農業者は、最新の農業技術や安全装備を積極的に導入しています。

例えば、大型農業機械の後方確認用カメラや確認用モニターは、近年では標準装備化していますが、市内の営農組合では、大型農業機械の運転席から見えにくい後方や死角の安全確保を図るため、大型コンバインへの後方確認用カメラなどをいち早く導入しました。

また、作業快適性や安全性を考慮して、農業機械のキャビンの導入も進められています。
キャビンは砂ぼこりやちりを防ぐとともに、駆動音などを軽減することで、作業の快適性を確保します。日差しの遮断やエアコンの活用により、作業中の熱中症リスクから農業者を守っています。

こうした取り組みにより、作業効率の向上と事故防止が図られています。

トラクター

農作業安全に関する研修

千葉県では、農作業中の事故防止を図るため、農作業事故ゼロ推進研修会を毎年度開催しています。
安全な作業方法や最新の安全対策について学び、それを実践することで、農作業安全を推進しています。

関連情報

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは農林水産課 農業戦略室です。

本庁3階 〒289-2198 匝瑳市八日市場ハ793番地2

電話番号:0479-73-0089 ファクス番号:0479-72-1117

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