市では、農業経営基盤強化促進法（以下「法」という）に基づき、効率的で安定的な農業経営の指標や、農用地の利用集積などについて定めた「匝瑳市農業経営基盤の強化の促進に関する基本的な構想（以下「基本構想」という）」を策定しました。

農業経営の指標は、千葉県における指標や、他市町村または本市で展開されている優良な経営の事例を踏まえながら、地域における他産業従事者並みの生涯所得に相当する年間農業所得（主たる農業従事者1人当たり520万円程度）および年間総労働時間（主たる農業従事者1人当たり1,800～2,000時間程度）の水準を確保できるような農業経営の確立を目指します。

基本構想の変更（令和5年）

令和5年4月1日付けの法改正に伴い、令和5年6月9日付けで千葉県農業経営基盤の強化の促進に関する基本方針（以下「基本方針」という）が変更されました。
これに伴い、市では千葉県知事の同意を得て、令和5年9月28日付けで基本構想を変更し、公告を行いました。

• 匝瑳市農業経営基盤の強化の促進に関する基本的な構想 [PDF形式／718.83KB]

基本構想の趣旨と概要

基本構想には、主に次の事項が明記されています。

1. 農業経営基盤の強化の促進に関する目標
2. 農業経営の規模、生産方式、経営管理の方法、農業従事の態様などに関する営農の類型ごとの効率的かつ安定的な農業経営の指標
3. 農業経営の規模、生産方式、経営管理の方法、農業従事の態様などに関する営農の類型ごとの新たに農業経営を営もうとする青年などが目標とすべき農業経営の指標
4. 効率的かつ安定的な農業経営を営む者に対する農用地の利用の集積に関する目標
5. 農業経営基盤強化促進事業に関する事項