4月 松山神社の十二神楽
市無形民俗文化財「松山神社神楽」"多彩に舞う"
匝瑳地区松山の松山神社で毎年4月13日、市の無形民俗文化財「松山神社神楽」が演じられます。
当日は、松山神社神楽保存会のメンバーが、同地区の共同館に集まり、身を清め、先導(天狗)・古老・神官・楽師の順で神社までの沿道を練り歩き、本殿を1周した後、神楽殿に上がりました。
松山神社の神楽は、十二の演目数(十二座)で構成されていることから「十二神楽」と呼ばれています。神楽に登場する演者はすべて面を着け、手には太刀・鈴・扇・榊などを持っています。演目によって謡(うたい)のともなう部分もあります。そして、この神楽は、すべて男性が演じています。
十二座は、「天狗」から始まり、「天鈿女命(あめのうずめのみこと)」「三宝荒神(さんぽうこうじん)」などが演じられた後、「須佐之男尊(すさのうのみこと)」が神楽殿に巡らしたシメ縄を刀で切る「〆切(しめきり)」 でフィナーレを迎えました。
高下駄を履いた「天狗」を先導に松山神社へと練り歩く
習わしにより本殿を1周する
演技の途中では、見物客に向ってお菓子などがまかれた
一座目<天狗(てんぐ)>
二座目<細女命(うずめのみこと)>
三座目<三方荒神(さんぽうこうじん)>
四座目<八幡様(はちまんさま)>
五座目<榊葉(さかきば)>
六座目<田之神(たのかみ)>
七座目<種蒔(たねまき)>
八座目<食保之神(うけもちのかみ)>
九座目<恵比須(えびす)>
十座目<春日大明神(かすがだいみょうじん)>
十一座目<乙女(おとめ)>
十二座目<〆切(しめきり)>
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- 2023年4月11日
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