新型コロナの第8波も、感染者数は1月末より減少傾向を続け収束しつつあるとみております。この間も最前線でご尽力いただきました関係者の皆さまに感謝申し上げます。そして、新型コロナ対策として政府が推奨していた「マスク着用ルール」が今月13日から変更されます。新型コロナの感染拡大から4年目を迎える中で、マスク着用を前提とした日常生活が大きく変わることになりそうですが、引き続きマスクの着用が効果的な場面について、厚生労働省は、医療機関を受診するときや、重症化リスクの高い人が多い医療機関や高齢者施設などを訪問するとき、通勤ラッシュ時など混雑した電車やバスに乗車するときとしています。今後は、状況に応じた柔軟なマスク着脱が我々に求められます。不安を抱える人に寄り添い、お互いの考え方や立場を尊重し、それぞれの判断に異を唱えない、差別をしない、偏見を持たないことを心掛けてまいりましょう。
さて、市民の皆さまも関心の高い、国保匝瑳市民病院の建て替え整備の検討状況について、私としても最優先で取り組むべき重点施策の一つと考えており、市民病院内に新たに病院建設室を設置し、病院および市役所の関係課、また市議会にもお諮りしながら協議を進めてきたところです。現在市では、建設候補地を含めた市民病院の建て替え整備に関する基本構想・基本計画の検討を行っており、この案をより良いものとするため、皆さまからのご意見をお寄せいただいておりますので、ご協力をよろしくお願いいたします。
いよいよデマンド型交通の運行が4月1日（土曜日）からスタートします。運行に際しては、皆さんにより親しんでもらえるよう名称を募集し、多くの皆さんからご応募いただきありがとうございました。おかげさまで素敵な名称を決定することができました。利用には事前登録が必要ですが、日常生活の新たな交通手段としてより多くの皆さんにご利用いただきたいと思います。
3日からは市議会3月定例会が開会し、皆さまとお約束した公約実現に向け、新たな取り組みなどに関する新年度予算をご審議いただきます。私も任期2年目に突入。シン・匝瑳を感じてもらえるようさまざまなチャレンジを進めてまいります。

匝瑳市長  宮内康幸