令和5年度環境調査結果
環境の状況を把握するため、令和5年度において、ダイオキシン類調査および公共用水域などの水質調査を実施しました。
ダイオキシン類調査
一般環境における大気、土壌および水中のダイオキシン類(ダイオキシン類対策特別措置法に基づくダイオキシン類)の濃度を測定しました。
大気
測定地点 |
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測定日 |
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測定方法 | ダイオキシン類に係る大気環境調査マニュアルに基づき実施しました。 |
測定結果 | 測定地点(2地点)におけるダイオキシン類濃度の年間平均値は、椿海公園で0.016pg-TEQ/立方メートル、野栄総合支所で0.017pg-TEQ/立方メートルであり、環境基準値(年間平均値0.6pg-TEQ/立方メートル)を超過した地点はありませんでした。 |
土壌
測定地点 |
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測定日 |
令和6年1月10日 |
測定方法 | ダイオキシン類に係る土壌環境調査マニュアルに基づき実施しました。 |
測定結果 | 調査地点(2地点)におけるダイオキシン類濃度は、椿海公園で0.29pg-TEQ/g、匝瑳市ふれあいスポーツランドで1.8pg-TEQ/gであり、環境基準値(1,000pg-TEQ/g)を超過した地点はありませんでした。 |
水質
測定地点 |
傍示戸川 下橋(貝塚地先) |
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測定日 |
令和5年10月30日 |
測定方法 | ダイオキシン類に係る土壌環境調査マニュアルに基づき実施しました。 |
測定結果 |
調査地点におけるダイオキシン類濃度は、0.14pg-TEQ/Lで、環境基準値(1pg-TEQ/L)を下回りました。
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松山清掃工場および周辺環境におけるダイオキシン類測定結果
- 令和5年度松山清掃工場ダイオキシン類測定結果 [PDF形式/70.5KB]
測定結果の内容については、匝瑳市ほか二町環境衛生組合(電話番号:0479-73-8000)へお問い合わせください。
用語の説明
- 環境基準
人の健康を保護し、生活環境を保全する上で維持されることが望ましい基準をいう。大気保全、水質汚濁、騒音、航空機騒音、新幹線鉄道騒音および土壌汚染に係る環境基準が定められている。 - pg(ピコグラム)
1ピコグラムは1兆分の1グラム - ダイオキシン類
ポリ塩化ジベンゾ‐パラ‐ジオキシン(PCDDs)、ポリ塩化ジベンゾフラン(PCDFs)およびコプラナPCBsを合わせた総称。 - TEQ
毒性等量。PCDDs/PCDFsとコプラナPCBsの量を、ダイオキシン類の中で最強の毒性を有する2,3,7,8-四塩化ジベンゾーパラージオキシンの量に換算した量として表わしていることを示す記号。
公共用水域など水質調査
河川などの公共用水域および地下水の水質を測定しました。
公共用水域
測定地点 |
8河川16地点、5湖沼5地点
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測定日 |
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測定項目 |
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測定結果 |
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地下水
測定地点 | 7地点(2kmメッシュごとに1本の井戸を抽出) |
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測定日 |
令和6年2月14日 |
測定項目 |
地下水の水質汚濁に係る環境基準項目(26項目) |
測定結果 |
ヒ素について、基準値を超過した地点が1カ所ありました。
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用語の説明
- 公共用水域
河川、湖沼、港湾、沿岸海域など広く一般の利用に開放された水域およびこれらに接続する下水路、用水路など公共の用に供する水域をいう。 - BOD(生物化学的酸素要求量)
Biochemical Oxygen Demandの略。河川水、排水、下水などの汚濁の程度を示すもので、有機物などが微生物によって酸化分解される際に消費する酸素量をいう。数値が大きくなるほど汚濁が著しい。 - COD(化学的酸素要求量)
Chemical Oxygen Demandの略。BODとともに有機物などによる水質汚濁の指標であり、酸化剤を加えて水中の有機物と反応(酸化)させたときに消費した酸化剤に対応する酸素量をいう。数値が大きくなるほど汚濁が著しい。
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは環境生活課 環境班です。
本庁1階 〒289-2198 匝瑳市八日市場ハ793番地2
電話番号:0479-73-0088 ファクス番号:0479-72-1116
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- 2024年3月31日
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