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まちづくり・環境

新潟県関川村と脱炭素社会実現に向けた地域間連携協定を締結しました

匝瑳市と新潟県関川村はともに環境省の脱炭素先行地域に選定され、脱炭素社会実現に向けてさまざまな取り組みを進めようとしています。
そこで、それぞれの地域の強みを生かして事業の連携を図り、両自治体の抱える地域課題解決の実現性を高めるため、令和6年2月27日に連携協定を締結しました。

連携協定締結式

オンラインで協定締結式を行いました
(左:関川村 加藤村長、右:匝瑳市 宮内市長)

関川村について

概要

関川村は新潟県新潟市の北東約60キロメートルにあり、山形県に隣接しています。
村の中央を清流「荒川」が流れ、夏にはアユ釣りや川遊びを楽しむ親子連れでにぎわいます。村の中心部には豪農の館で知られる国の重要文化財「渡辺邸」をはじめとした18世紀の町並みが残り、生活の中に歴史が溶け込んでいます。豊かな自然を体験できるキャンプ場、豊富な温泉など、四季を通じて遊び心を満たせる村です。

  • 人口:4,801人
  • 世帯数:1,831世帯(令和6年3月1日時点)
  • 面積:299.61平方キロメートル

新潟県関川村役場ホームページ

脱炭素の取り組み

関川村 脱炭素アクション関川村は、2050年までの脱炭素社会の実現を見据え、CO2排出量目標、再生可能エネルギーのポテンシャル量など、脱炭素社会の実現に向け必要となる情報調査と分析を行い、施策内容などについて検討し、実現性・実効性の高い脱炭素化戦略を進めるための"道しるべ"として「関川村グリーンチャレンジ戦略」を策定しています。また、2022年11月には、「脱炭素先行地域」に選定され、「豊かな自然資源を活用した災害に強い地域づくりと脱炭素化の同時実現~豪雪農山間地域モデル~」をテーマとし、村内の民生電力消費量の30%をオフセットする予定です。

連携協定について

目的

関川村と匝瑳市が再生可能エネルギーの活用を通じた取り組みにおいて相互に緊密な連携を行うことにより、脱炭素推進事業の発展に寄与し、脱炭素社会の実現および地域の活性化を図ることを目的としています。

連携事項

目的および両自治体の地域課題解決を達成するため、下記に掲げる事項について連携し協力を行います。

1.営農ソーラーシェアリング

  • 営農ソーラーシェアリングに係る技術連携および共同調達に関すること
  • ソーラーシェアリング・アカデミーの活用に関すること
  • 豪雪地帯でも適用可能な営農ソーラーシェアリングモデルの開発および検討に関すること
  • 営農ソーラーの設備下の農地で栽培した作物の販売先相互紹介に関すること

2.営農ソーラーシェアリング以外の再エネ導入

  • 小型風力発電、地熱バイナリー発電および小水力発電電源開発に係る知見の共有、共同実証および普及方法の検討に関すること
  • 分散型木質チップバイオマスガス化発電事業における設備メーカーに関する情報共有、緊急時の保守部品融通およびサービス人材派遣の検討に関すること
  • 農業分野での熱利用設備計画に係る情報の共有に関すること
  • 木質バイオマスボイラーに係る情報の共有に関すること
  • 垂直両面ソーラー導入に関する知見の共有に関すること

3.温室効果ガスの抑制

  • バイオ炭製造・販売事業に関する知見の共有およびバイオ炭の供給に関すること
  • 水田中干期間延長によるメタンガス排出抑制に係る情報の共有に関すること
  • 不耕起および有機栽培に係る知見の共有に関すること

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせはゼロカーボン推進課 脱炭素推進室です。

市民ふれあいセンター1階 〒289-2141 匝瑳市八日市場ハ793番地35

電話番号:0479-73-0019 ファクス番号:0479-79-0628

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