日本有数の植木のまち

匝瑳市の植木生産は明治時代に始まったと言われ、大正時代になって職業として本格化しました。しかし、当時の植木生産農家はわずか5、6戸で、限られた富裕層を対象に小ぶりの観賞用樹木をほそぼそと供給しているにすぎませんでした。

ところが、大正12年、大阪府池田の植木買い付け業者の阪上亥之助が病害虫や寒さに強い八日市場のイヌマキに目を付け、これを関西方面に出荷したことがきっかけとなり、植木生産が広まりました。現在では、日本有数の栽培面積を誇るほどの大産地となっています。

植木栽培は市内各所で行われていますが、特に市内を東西に走るJR総武本線から南側の地域で盛んです。

また、農家の垣根として”槙塀”がよく見られ、中には高さ7mほどのものまであります。

植木園

匝瑳市植木ガイドマップ

匝瑳市の植木を紹介するガイドマップです。市内の植木の見どころスポットの紹介や、おすすめルートなどが掲載されています。
英語、中国語(簡体・繁体)が併記されており、国内外の多くの人に「匝瑳の植木」の魅力を感じていただけます。

◆表面                                                  ◆裏面

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ふるさと名物応援宣言

匝瑳市では特産品である植木をふるさと名物として応援宣言しています。
伝統技術の結晶である「匝瑳の植木」を応援宣言することで、植木のさらなる知名度向上やブランド化を図ります。

詳しい情報については、ふるさと名物応援宣言をご覧ください。

匝瑳市植木まつり

新緑輝く5月の連休に、匝瑳市植木組合主催による匝瑳市植木まつりが開催されます。
植木職人自慢の逸品や彩り鮮やかな植木や花々の展示即売会、植木の出来栄えを競う共進会などが行われます。

千葉県植木伝統樹芸士・植木銘木100選

千葉県は全国有数の植木生産県です。そこで植木産地発展の基礎を築いた伝統的な樹芸技術を保存継承し、今後の植木生産に役立てるため、「千葉県植木伝統樹芸士・植木銘木100選」を県が認定しています。

植木伝統樹芸士は、植木職人の中でも特にその実力が認められている存在です。令和4年3月末で県全体の認定者は64人、うち41人は市内在住者です。

植木銘木は、植木職人の技により造形木として芸術的な美しさを持っています。令和4年3月末で109本がその認定を受けており、うち71本が市内で生産された植木です。

詳細は、千葉県ホームページ(農林水産部生産販売振興課外部サイトへのリンク)に掲載されています。

関連情報

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは農林水産課 振興班です。

本庁3階 〒289-2198 匝瑳市八日市場ハ793番地2

電話番号:0479-73-0089 ファクス番号:0479-72-1117

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