市長の部屋

市長きらり企業めぐり(令和8年度実施)

本市では、昭和40年代に整備された「みどり平工業団地」内の企業をはじめ、多くの企業が多様な業種にわたり事業を展開し、市の産業を支えています。

銚子連絡道路インターチェンジの整備による利便性の向上と成田空港に近い優位性などを生かして、企業誘致を進めています。また、地元企業の持つ技術や情報の活用および新たな技術などの導入を支援し、既存企業の経営基盤の強化や新規事業の展開を促進するとともに、地域資源を生かした企業を支援しています。

そこで地元企業との連携強化や今後の産業振興施策につなげることを目的に、市長自ら地元企業を訪問させていただき、事業の内容把握と情報交換を行っています。

工場など現場を拝見させていただき、訪問した企業や様子を順次紹介していきます。

第7回 株式会社ナナミ

市長の企業めぐり(第7回)として令和8年6月23日、株式会社ナナミを訪問しました。

株式会社ナナミは、平成16年に設立され、米穀の卸売・精米・集荷を手がける企業です。本市では物流センターと精米工場、低温倉庫が立地し、産地からの安定した集荷と迅速な供給を実現されています。
創業当初は玄米卸売りを原点に事業展開されていましたが、取引先からのニーズに応えるかたちで精米事業にも拡大し、平成23年から本市において精米工場を稼働させています。

当日は、原田専務取締役と松本常務に事業概要を説明していただきました。
工場内を見学させていただくと、毎日16トン近くもの精米が行われており、その規模の大きさに驚かされました。取り扱う品種は200種類以上にのぼり、精米された米は学校給食をはじめ、大型スーパー、成田空港や羽田空港、ビジネスホテルなど、幅広い場面の食卓へと届けられているとのことです。
また精米工程は徹底的に管理され、正粒(割れていない粒)の割合を重視しているため、工場では最新鋭の機器を導入しているそうです。選別工程で発生した未成熟米や砕米(割れた米)、もみ殻なども加工用米として使用したり、家畜飼料として使用したりするなど、「米は余すところが無い」とおっしゃっていました。さらに研ぎ汁の発生しない無洗米製造など環境への配慮にも積極的に取り組まれており感銘を受けました。
工場の見学後、人材確保や技術承継に関する課題に対して意見を交わし、千葉県における“地産地消”の重要性やポテンシャルの高さのお話しを伺うことができました。

今回得た知見につきましては、本市の今後の産業振興施策の参考にさせていただきます。
お忙しいところ、ご対応いただきありがとうございました。

バスタブの検査工程

多くの銘柄が並ぶ低温倉庫を見学

意見交換の様子

意見交換の様子

第8回 株式会社青津エンジニアリング

市長きらり企業めぐり(第8回)として令和8年6月30日、株式会社青津エンジニアリングを訪問しました。

株式会社青津エンジニアリングは昭和55年に設立され、本市ではみどり平工業団地に昭和59年に立地しました。
ファインセラミックスや磁性材料、金属類などの難加工材を対象とした精密加工を手掛ける企業であり、ミクロン単位の高精度な研磨や切削加工技術を強みとし、半導体や電子部品、精密機器など、さまざまな産業を支える製品づくりに取り組まれています。また、高品質な製品を安定して供給することで、多くの取引先から高い信頼を得ています。

当日は、青津代表取締役をはじめ社員の皆さんより、会社概要や事業内容について説明を受けた後、工場内を見学させていただきました。
工場では、長年培われた高度な加工技術により、一つひとつの製品が高い精度で製造されている様子を見学しました。加工後の検査工程においても品質管理が徹底されており、高品質なものづくりを支える企業姿勢を感じることができました。
意見交換では、時代の変化に対応した事業展開や人材育成への取り組みのほか、製造業を取り巻く現状や課題についてお話を伺いました。特に、高度な加工技術を次世代へ継承していくための人材確保・育成や、技術力向上への姿勢などについて、貴重なお話をお聞きすることができました。
今回の訪問を通じて、世界水準の精密加工技術を有する企業が本市で操業し、日本のものづくりを支えていることを改めて実感しました。

今回得た知見につきましては、本市の今後の産業振興施策の参考にさせていただきます。
お忙しいところご対応いただき、ありがとうございました。

青津1

意見交換の様子

青津2

事務所前で記念撮影

第9回 HPCシステムズ株式会社

市長の企業めぐり(第9回)として令和8年7月9日、HPCシステムズ株式会社を訪問しました。

HPCシステムズ株式会社は、平成18年に設立された高性能コンピュータの製造・販売を手がける企業で、今年20周年を迎えます。同社は、グロース市場上場企業であり、東京都港区に本社を構えるとともに本市に国内工場を立地しています。
同社の事業は、スーパーコンピュータの製造・開発を行うHPC事業と、産業用途向けコンピュータの製造・開発およびカスタマイズを行うCTO事業の二本柱で構成されており、幅広いニーズに対応できる体制が整えられているとのことです。

当日は、小野代表取締役と後藤生産グループ長から事業概要の説明をいただきました。
工場内を見学させていただくと、海外などで製造された2000種類ものコンピュータ部品を技術者の手作業で丁寧に組み立てる様子が印象的でした。1台あたり30分から90分の時間で丁寧かつ素早く仕上げられ、月に600台以上が製造されているとのことです。熟練された人の手により、ミスなく組み上げられていく工程に驚きを受けました。こうして製造された高性能コンピュータは、大学や民間企業、官公庁など幅広い分野で活用されており、社会のさまざまな場面を支えていることを改めて実感しました。
意見交換では、自動車の自動運転分野や災害用ドローン分野への活用の可能性、若い技術者の育成に力を入れているなどのお話しをいただき、次世代技術の発展を担う同社の可能性の大きさにも期待が高まりました。

今回得た知見につきましては、本市の今後の産業振興施策の参考にさせていただきます。
お忙しいところ、ご対応いただきありがとうございました。

工場内での鋼管製造

コンピュータの組み立て工程を見学

事務所前での集合写真

匝瑳工場前で記念撮影

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは商工観光課 企業立地推進室です。

本庁3階 〒289-2198 匝瑳市八日市場ハ793番地2

電話番号:0479-73-0014 ファクス番号:0479-72-1117

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