RSウイルス感染症について
RSウイルス感染症とは
RSウイルスの感染によって引き起こされる呼吸器感染症です。乳幼児に多い感染症ですが、高齢者や基礎疾患のある方では重症化することがあります。
RSウイルスは、ほぼすべての人が2歳までに初めて感染し(1歳半までに半数、2歳までにほぼ100%)、その後生涯再感染を繰り返します。初めて感染した場合には、症状が重くなりやすいと言われています。一般的に乳幼児の呼吸器感染症の原因ウイルスとして知られています。その一方で、高齢者や喘息、慢性閉塞性肺疾患、心疾患、糖尿病、慢性腎疾患などの慢性の基礎疾患がある人や、免疫機能が低下している人は、RSウイルスに感染した場合は、肺炎などを起こすこともあり、注意が必要です。
感染経路
- 飛沫感染:感染している人の咳やくしゃみ、会話をした際に飛び散るしぶきを吸うことで感染。
- 接触感染:感染している人と直接接したり、ウイルスがついている手指やおもちゃなどの物品を触ったりして感染。
潜伏期間
2~8日間(典型的には4~6日間)
症状
- 発熱、鼻水、咳などの上気道炎症状が数日続いた後、場合によっては、気管支炎や肺炎などの下気道症状が出てきます。
- 初めて感染した乳幼児の7割は軽症で数日のうちに回復しますが、約3割で咳が悪化し、喘鳴(ゼーゼーと呼吸しにくくなること)や呼吸困難、さらに気管支炎の症状が増加します。
- 重篤な合併症には、無呼吸発作、急性脳症などがあります。
予防と対策
基本的な感染症対策の徹底
- 流水・石鹸による手洗い、またはアルコール製剤による手指消毒
- 鼻水や咳などの呼吸器症状がある場合は、マスクが着用できる年齢の子どもや大人のマスクの着用、咳エチケット
- 日常的に触れる手すり、ドアノブやおもちゃなどの消毒
予防接種(ワクチン)
- RSウイルス感染症のワクチンは、「60歳以上の成人または重症化リスクの高い50歳代」と「妊婦に接種して新生児の乳児の重症化を防ぐ」2種類のワクチンがあります。
- 「60歳以上の成人または重症化リスクの高い50歳代」へのワクチンは、任意接種となっています。現在、匝瑳市では、予防接種の助成は行っていません。
※重症化リスクが高いと考えられる人とは、慢性肺疾患、慢性心血管疾患、慢性腎臓病または慢性肝疾患、糖尿病、神経疾患または神経筋疾患、肥満、医師が接種を必要と認めた人です。 - 「妊婦に接種して新生児の乳児の重症化を防ぐ」母子免疫ワクチンについては、国において定期接種化に係る議論が進められており、早ければ令和8年4月から予防接種法上の定期接種として開始される見込みです。
関連情報
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは健康管理課 健康管理班です。
保健センター 〒289-2144 匝瑳市八日市場イ2408番地1
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- 2025年12月18日
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