広報そうさ9月号掲載「9月9日は救急の日」
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さて、毎年9月9日は「9(きゅう)9(きゅう)」の語呂合わせから、救急医療および救急業務に対する理解と認識を深め、救急医療関係者の意識の高揚を図ることを目的に「救急の日」と定められています。今回は、この救急の日にちなみ、救急要請についてお話ししたいと思います。
転んですりむいたなどの軽い症状で救急車を呼んだ、通院や入院するとき、タクシー代わりに利用したといった緊急ではない救急要請が問題になっていると、ニュースなどで取り上げられることがあります。匝瑳市内で令和6年度に救急車が出動した回数は1908件を数え、そのうち、軽傷と判断された事例は739件でした。軽傷のすべてが不要不急の救急要請というわけではありませんが、救急車の適正利用は喫緊の課題となっています。
救急車は、119番通報の要請があった場合、対応可能な最も近くの消防署から出動し、その対応にあたることとなっており、救急車の数が限られる中、救急要請が集中、増加して近くの救急車が出払ってしまうと、遠くから駆け付けることになります。その結果、1分1秒を争う傷病者の搬送が遅れてしまうことが大きな問題となっているのです。
円滑な救急対応には的確な判断が重要になります。具合が悪くなったときやけがをしたとき、「救急車を呼んだ方がいい?」「今すぐ病院に行った方がいい?」など救急要請の判断に悩むときは、看護師などの資格を持った相談員が対応してくれる「救急安心電話相談(#7119)」や「こども急病電話相談(#8000)」(本紙13ページ参照)などの電話相談を利用することができます。判断に迷った場合はぜひ活用してください。もちろん、意識がなかったり、けがをして大量の出血があるときなどは迷わず、すぐに救急車を呼ぶことも大切な適正利用にあたります。
「救急の日」は、私たち一人ひとりが救急医療についての意識を高める絶好の機会です。救える命が救えない事態を防ぐために救急車の適正利用について今一度、考えていきましょう。
匝瑳市長 宮内康幸
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- 2025年9月1日
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