市長あいさつ 令和2年1月1日
令和2年 市長年頭所感
輝かしい令和時代へ
海・みどり・ひとがはぐくむ 活力あるまち 匝瑳市 ~匝り集う人々と瑳やかな自然のあるふるさと~
明けましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、新春を健やかにお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
昨年を振り返って
昨年は、5月に天皇陛下が御即位され、「平成」から「令和」へと新たな時代が幕を開けた歴史的な節目の年でありました。
本市におきましては、6月に念願であった東京2020オリンピック聖火リレーが、野栄中学校から野栄ふれあい公園をルートとして走ることが決定されました。
9月・10月に襲来した台風第15号・第19号および豪雨は、本市にも建物の損壊をはじめ、農業などに甚大な被害をもたらしました。改めて、自然災害に対する備えの大切さと、防災対策の重要性を再認識した年でありました。
令和2年の主な取り組みは
令和2年度からは、本市の更なる飛躍を目指す、向こう12か年のまちづくりの指針となる「第2次匝瑳市総合計画」がスタートいたします。本計画の策定に当っては、本市の取り巻く状況を踏まえ、市民参加を積極的に取り入れるとともに、施策の総合的な展開と実現性の確保を図る視点から検討を進めてまいりました。
今後は、この計画に基づき、施策の優先順位を見極めながら、スピード感を持って、本市の将来都市像である「海・みどり・ひとがはぐくむ 活力あるまち 匝瑳市」の実現に向け、引き続き全力で取り組んでまいります。
今年予定する主な取り組みとしましては、
福祉分野では―
子ども・子育て対策として昨年オープンした、子育ての専門相談窓口である「匝瑳市子育て世代包括支援センター『なないろ』」における支援体制の更なる充実を図ります。
防災分野では―
災害時の情報伝達手段を確保するため、防災拠点である避難所(各小学校体育館など)に公衆無線LAN環境を整備いたします。
また、昨年の台風災害での長期停電を教訓に、防災行政無線(屋外スピーカー)の環境整備を実施し、防災対策の強化を図ります。
教育分野では―
子どもたちが快適に学習できる環境を整備するため、昨年から継続して実施しております、幼稚園、小・中学校の普通教室などのエアコン設置につきましては、3月末の完了に向け、整備を進めてまいります。
また、小学校のトイレの洋式化などの改修工事につきましては、現在6校が完了しておりますが、今後も順次進めてまいります。
さらに、生涯学習施設の整備として、現在、吉崎浜野外活動施設内に整備を進めておりますパークゴルフ場が完成予定であります。パークゴルフは、子どもから高齢者まで、気軽に楽しめる生涯スポーツでありますので、完成後は、多くの皆様に同施設を利用していただきたいと考えております。
その他、市民の利便性の向上のため、現在、都道府県の処理事務である旅券(パスポート)の申請などの事務手続きが本市でも可能となるよう協議を進めてまいります。
さて、7月には、いよいよ東京2020オリンピックが開催され、7月2日に、聖火ランナーが本市を走ります。オリンピックを身近に感じられる聖火リレーという最高の舞台は、子どもたちをはじめ多くの市民の皆様に夢と希望を与えてくれることでしょう。
また、本市の伝統文化や地域資源などの魅力を世界中に発信する絶好の機会でありますので、市を挙げてオリンピックを大いに盛り上げてまいりたいと考えております。
結びに、本年が皆様にとりまして、笑顔が輝く、希望に満ちた一年となりますことを心からお祈り申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。
匝瑳市長 太田安規

長期停電を教訓に環境整備を行う
防災行政無線

保健センター2階にある子育て専門相談窓口
「子育て世代包括支援センター『なないろ』」
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは秘書課 広報広聴班です。
本庁2階 〒289-2198 匝瑳市八日市場ハ793番地2
電話番号:0479-73-0080 ファクス番号:0479-72-1114
メールでのお問い合わせはこちら- 2020年1月1日
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