市長の部屋

市長手記

※本稿は、広報そうさ平成23年4月号掲載の「市長手記」を転載したものです。

空前絶後の大惨事

市民の無事に安堵し感謝最善の努力で復旧急ぐ

 3月11日(金曜日)午後2時46分、三陸沖を震源とするマグニチュード9.0という国内観測史上最大の巨大地震が発生、東日本全体は激震と所によっては最大10メートルを超える津波に襲われました。

市長あいさつ平成23年2月1日 本市では、気象庁発表震度5弱(=本震。15時15分の余震で震度5強)という強い揺れが湧き起こり、加えて、海岸線一帯には、津波が押し寄せその猛威にさらされてしまいました。

一瞬の内に停電。鳴り響く津波警戒を呼び掛ける防災無線放送。怖さを抱く横揺れと大きく揺らぐ周囲の景色。誰もが、我が身を支えるに必死の時間の中で、本当に広大な範囲で空前絶後の大惨事が引き起こされていました。テレビ、新聞等を通じた中で、東日本の太平洋沿岸自治体でのあまりにも悲惨な津波被害の数々に接し、津波による惨状を今さら語るに忍びないものであります。図らずも犠牲になられた多くの皆様のご冥福を心からお祈り申し上げますと同時に、被災された皆様の一日も早い復興を念願いたすものです。

 

市長手記02 こうした状況下にあり、本市においても津波被害は存在しましたが、何にもまして尊い人命の確保は最悪の事態を免れたところです。結果的には、海岸地域に住まう皆様の避難意識が高かったからこその速やかなる行動に、市長として心から感謝をいたします。同時に、震災以後の一昼夜にわたり、7箇所に設けた避難所生活をされた1,700余名の皆様にはご不便をおかけしましたが、避難者各位の連帯行動はもとより、さまざまな形での地域の力や炊き出し支援等々が結集され、人と人との輪があってこその困難を乗り越える力の素晴らしさを実感させていただきました。本当にご苦労様でした。

 当市の被災状況は、住家の半壊1棟、一部損壊320棟、床上浸水7棟、床下浸水19棟と報告がされております。また、生活の糧である漁船を飯岡漁港停泊中津波にさらわれたりと、大なり小なりの被害が多数出ております。今回の震災は、過去の災害教訓の範囲を超えた部分も存在し、初動時における市の対応が必ずしも十分ではなかった点もありました。まだまだ予断を許さない余震が続いておりますことから、今後、一層気を引き締めての対応を行ってまいります。災害復旧に向けては、急ぎ最善の対応を図ります。

平常時にこそ備えを

 本稿の結びに、市民の皆様にお願いをいたします。災害はいつ降りかかってくるかの予測が大変に難しい面がありますので、平常時における災害への備えが極めて大事です。家屋の安全確保、非常時用品や食料・飲料水等の確保など、自身でできることはぜひ備えてほしいものです。また、地域の力がやはり大切です。自治会等におきまして、力を結集させる手はずを整えてくださるよう切望します。市民一丸の下、力と心を合わせて頑張りましょう。

匝瑳市長 太田安規

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