野田地区今泉の稲生神社で、毎年1月15日、五穀豊穣、家内安全を願いひげなで三杯が行われます。

 この行事は今泉の16集落の当番区が、昔からのしきたりにより、かみしも、はかま姿の座奉行(小学校入学前後の子ども)二人が東西に分かれて、他の集落の氏子を小椀、中椀、大椀の順で杯を接待したあと、酒豪2名づつが東西に分かれて酒を競って飲むものです。

 競い合う杯は大椀(約1.5合)と小椀(約0.7合)の二つがあり、対戦相手の了解のもとどちらで競い合うかが決められ、ひげをなでると酒を三杯飲み干すユニークなならわしです。なお、勝敗は杯を先に置いた方が負けとなります。

 なみなみとそそがれた杯を一気に飲み干すたびに、その豪快さにまわりから、オーッというため息が沸きあがっていました。

◇ひげをなでるともう三杯を所望

◇三杯目を飲み干す酒豪たち