祟石(たたりいし)
伝説の地(飯高地区飯高)
飯高寺境内の片隅に、「祟石(たたりいし)」と刻まれた縦五十五センチ、横
四十センチ、厚さ二十センチほどの石がある。
正保四年(1640)、飯高檀林(だんりん)で総門前(そうもんまえ)に石段を
つくることになり、江戸から石を買い、小見川まで船で運んで来た。そのあと、
陸路を檀林まで運ぶのであるが、途中の神生村(旧山田町)の藤右衛門とい
う者が、そのうちの一つを盗んでしまった。
ところが、藤右衛門の家に不幸が続き、
「石を盗んだ祟りだ」
ということになった。
そこで、親類の勘衛門という人に頼み、飯高寺名主与右衛門を通して詫(わ
び)を入れ、ざんげの意を「祟石」と刻し、檀林へ戻したと言われている。
ようかいちばの伝説と昔話
◇飯高檀林講堂前にある祟石(平成18年9月撮影)
登録日: 2006年10月25日 / 更新日: 2006年10月25日



