地域包括ケアをめざして

当院は、昭和33年に40床の国民健康保険直営病院として開設されました。昭和59年に現行の157床に増床、平成4年には13科を整備拡充し総合病院となりました。
今日、診療科は14科に及び、匝瑳市の中核病院としての責務を担っております。少ない病床数ではありますが、千葉大学との密接な協力関係のもと高度な医療をめざして参りました。
一方で、平成3年より「外に出る医療」をキャッチフレーズに在宅ケアを開始しました。これは、継続性を重視した医療・保健・福祉サービスの提供が、高齢者の生活支援に必要不可欠と考える国保直診の理念に基づくものであります。平成4年には在宅介護支援センターを併設、平成10年には訪問看護ステーション「つばきの里」を開設し、特に在宅ターミナルケアには24時間体制で力を注いで参りました。
平成12年の介護保険施行に併せてヘルパーステーション「ひだまり」を開設し、平成16年4月には100床の介護老人保健施設「そうさぬくもりの郷」を併設しまして、地域包括ケアの実現に歩みを進めております。
厳しさを増す医療環境ですが、患者さん中心の医療をモットーに質の高い医療の提供と、地域に根ざした、親しまれる病院でありたいと努力して参りますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

院長 菊地 紀夫