大注連縄「大蛇」に一年の願いを祈願 

 正月6日、山桑の稲荷神社で、五穀豊穣(ごこくほうじょう)、家内安全、無病息災を祈願して「つなかけ神事」が行われました。

 朝8時、凍てつく寒さの中、山桑の五地区の氏子衆30人が集まり、半日がかりで、全長10メートル、重さ70キロもの大蛇を形どった大注連縄(おおしめなわ)を作り上げ奉納しました。

 注連縄作りは、当番区の家々から持ち寄った稲ワラを4、5本づつの稲束にまとめ、周囲30センチほどの大縄を2本ない、次いで拝殿の梁(はり)に吊り下げ寄り合わせて大蛇の形を作りました。

 大蛇には、頭に2本の突起があり、胴は七五三の割合で区切るように途中2か所で結び目が作られています。出来上がった大蛇は、神社拝殿に幕「一旒」とともに飾り、奉納儀式の後、鳥居の前に張り渡されました。

 この幕「一旒」は1777(安永6)年に作られ230年が経過。縦2.47メートル、横10メートルの藍染友禅の方面染め。鶴、松、亀、竹が描かれ、優れた技法によることから市の有形文化財に指定されています。

 鳥居前に張り渡された大注連縄には、五穀豊穣を願う木札と十二支の木札が取り付けられ、最後に神官の合図で手締めが行われました。 

◇2本の大縄を梁から吊り下げ寄り合わせる

◇拝殿前に幕「一旒」とともに大注連縄「大蛇」を飾り奉納

 ◇縄には五穀豊穣と十二支の木札が取り付けられた