秋田県由利本荘市で開催された「秋田わか杉国体・弓道競技」を視察してきました。会期は、平成19年(2007年)10月5日から10月8日までの4日間で、全都道府県から4種別に103チームが参加して行われました。 

 

開始式の様子

 開始式は、競技会初日の10月5日に由利本荘市立鶴舞小学校体育館で行われました。

 競技会開始宣言のあと、選手団が紹介され、大会会長トロフィーが昨年度優勝の愛知県から返還されました。競技会会長あいさつは、(財) 全日本弓道連盟会長が行い、歓迎のことばは秋田わか杉国体由利本荘市実行委員会会長が、市の目標である「人と自然が共生する躍動と創造のまちづくり」と、大会スローガンである『君のハートよ位置につけ』を主旨とするあいさつを行いました。  

 

 

右手前の本荘弓道場と奥に見える特設競技会場

 競技会場は由利本荘市本荘弓道場で、会場入口付近には歓迎のぼり旗が多数掲出されていました。

 弓道場前の道路反対側に本荘体育館があり、選手控所兼巻藁(わら)練習所があり、救護所、弓道具の修理所なども設置されていました。

 弓道場に隣接する広場では、休憩所と売店のテントが並び、秋田県や由利本荘市の郷土品が紹介されていました。遠的競技の会場は、本荘弓道場に隣接して仮設で設営されていました。 

競技の様子

 国体の競技は3人1組で競い合う3人立で、2チームが2射場同時に競技を行います。

 射場と的場には審判員が配置され、凛(りん)とした張りつめた空気が漂っていました。また、競技補助員は地元高校生のボランティアによって編成されていて、選手が射った矢の回収や、審判員の補助などさまざまな作業を行っていました。  

 

 

 

 

選手に手作りの折り鶴を手渡す地元小学生

 選手控所から競技会場に向かう選手に、子供たちが折り鶴を渡していました。

 彼らは地元由利本荘市鶴舞小学校の小学生で、児童会が中心となって全校生徒で「鶴を添えたメッセージ」という活動として、選手に活躍してほしいと心を込めたメッセージカードを作り、折り鶴を添えて手渡しを行ったそうです。 

 

 

 

 

弓道体験コーナー

 弓道の普及を目的とした弓道体験コーナーでは、通常は遠的競技で使われる大きな的を使って弓道の体験ができました。的までの距離も近的競技の28mの半分もない5mほどの距離でしたが、初めて弓を手にした人たちは思うように矢が当たらず、弓を射ることの難しさを実感していました。  

 

 

 

 

 

 

駅に立っていた手作りマスコット

 由利本荘駅には総合案内所が設置されていて、ボランティアの方々が対応していました。

 ここで秋田国体のマスコット「スギッチ」を見つけました。スギッチは秋田国体・秋田大会のマスコットで秋田杉をモチーフとし、また“てっぺん”をめざす意味の「矢印」でもあるそうです。

 このスギッチはさまざまな商品に活用され、秋田国体の広報啓発に大きく寄与し、この駅の売店にも多くのスギッチ商品が並んでいました。